マイクロソフトが iPod を打ち負かす方法
iPod は欠点だらけに見えます.できないことを挙げればいろいろあるでしょう.ではライバル会社がラジオチューナ搭載だったりバッテリが長持ちだったり動画が再生できたりといった,よりスペックリッチなものを出せば iPod を打ち負かす事ができるでしょうか.今となってはそれは難しいのではないでしょうか.iPod ではない製品を出しても BOSE や JBL が専用スピーカを出したり,BMW のステアリングに再生ボタンがついたりといったことにはならなさそうですから.
マイクロソフトは Netscape Navigator が 1 番のシェアをとっていたときに,Internet Explorer を無料配布し,さらに Windows にバンドルしてシェアを逆転しました.同じ事をもう一度やれば良いのではないでしょうか.iPod Shuffle 相当のローエンドな製品を Windows や Windows PC に無料でバンドルしてしまうわけです.ローエンド製品を無料でばらまいても,音楽のダウンロードサービスとか,ハイエンド製品向けのライセンスなんかで商売できるかもしれないですね.それでマイクロソフトのロゴが入った機械でないと利用できない音楽のダウンロードサービスをばんばんやって,店頭にはマイクロソフトのロゴが入った,もう少しましな音楽プレーヤも並べて売る訳です.
逆に言ったら,そこまでしないとしばらくは Apple の iPod の 1 人勝ちでしょう.ぼくとしては,その状態になんの不満もありませんが.
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